先週ロンドンで開催された Sport Positive Summit 2025に代表理事の梶川三枝が参加させて頂きました。Sport For Smile は、2021年より ”スポーツの力で気候変動対応を加速する” Sport For Smile プラネットリーグの活動を推進しており、今年から Sport Positive Summit の Ally(公式賛同団体)として、広報活動にも協力しました。

Sport Positive Summit は、国連とIOCが連携実施する世界スポーツ界最高峰のサステナビリティサミットで、国連「スポーツ気候行動枠組み」署名団体を中心に、プレミアリーグや米国プロスポーツ等、世界的に著名なスポーツ団体が参加し、スポーツ界のサステナビリティ推進について知見共有、議論する機会です。

今年は、ロンドン中心部の Queen Elisabeth II Centre にて10月7日・8日の2日間に渡り開催され、初日夜には、梶川も審査員を務めた Sport Positive Awards 受賞者発表・表彰式が実施されました。

英国気候担当大臣による基調講演からスタートした2日間のサミットは、欧米の著名スポーツ団体や今年のCOP開催地であるブラジルの関係者等が登壇する主にパネル形式のセッションで構成され、今年は日本からJリーグも登壇、2日目の午前中には、現場で課題とされる特定のトピックについて有志グループで議論するラウンドテーブルも開催されました。

 

前日には国連「スポーツ気候行動枠組み」署名団体の年次総会が開催され、現地参加した署名団体は活動プレゼンや意見交換をしましたが、サミット終了後の翌日には、現地施設の視察ツアーも実施され、サミット参加者はウィンブルドンやO2アリーナ、アーセナルのスタジアム等、サステナビリティ推進に取り組む施設の現場を訪問しました。

<登壇団体>
・UNFCCC
・IOC
・英国気候担当大臣
・Forest Green Rovers(世界一環境にやさしいサッカーチーム)
・ミラノ・コルティナ2026冬季五輪サステナビリティ&インパクト・ディレクター
・Formula E/ Formula 1
・フィラデルフィア・イーグルス(NFL)
・ニューヨークマラソン
・UEFA
・ブラジルオリンピック委員会、バルバドスオリンピック委員会
・NBA
・プレミアリーグ、リバプールFC、アーセナルFC
・ウィンブルドン
・Jリーグ
・AEG Europe ほか
来月開催されるCOPに向けて、スポーツ界が進むべき方向性を確認する機会、また、世の中への影響力のあるスポーツの社会的責任を再認識し、最先端の知見から学び合う有意義なひとときでした。貴重な機会をありがとうございました。
日本から参加された方は是非ご感想やコメントなどご共有頂けたら嬉しいです!
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